アマデウス

第57回(1985年)作品賞。

神の才能を持つ青年アマデウス・モーツァルトと凡人音楽家・サリエリの苦悩を描く音楽ドラマで、サリエリの回想で進行するストーリー。サリエリは近年では優れた作曲家として再評価されているそうです。私は学生時代に音楽の授業でこの作品を観て、モーツァルトの死にまつわる事実を知って衝撃を受けたことを今でもよく覚えています(のちにフィクションと知る笑)

羊たちの沈黙

第64回(1992年)作品賞。

この年、主要部門を独占する快挙を成し遂げたサイコスリラーの金字塔。新米FBI捜査官役のジョディ・フォスターも素晴らしいですが、美食家のサイコパス、ハンニバル・レクターを演じたアンソニー・ホプキンスの怪演は泣く子も黙るインパクトでした!脚色・演出・俳優・音楽、すべてにおいて完璧とも言える最高傑作です。

恋におちたシェイクスピア

第71回(1999年)作品賞。

ウィリアム・シェイクスピアが名作戯曲「ロミオとジュリエット」を生み出すまでを描くロマンティックな物語で、『プライベート・ライアン』と大接戦の末の受賞でした。本作で最優秀助演女優賞を受賞したジュディ・デンチの出演時間はたったの6分。この登場シーンがどれだけ強烈で印象的だったか、一見の価値ありです。

スラムドッグ$ミリオネア

第81回(2009年)作品賞。

イギリス出身のダニー・ボイル監督作品。インドのスラムで育った青年がクイズ番組で快進撃を見せる物語。日本でも大ヒットしたクイズ・ミリオネアと同様の番組で親近感を持って観れるいっぽう、フィクションながら、スラムの貧困・児童搾取・犯罪組織など、実際のインド社会問題を反映した要素を物語の背景として取り入れている点が特徴的です。

パラサイト 半地下の家族

第92回(2020年)作品賞。

英語以外の外国語映画として史上初めて作品賞を受賞した作品で、アジア人にはとても喜ばしいサプライスでした。格差社会や貧困など、現代が抱える問題をサスペンスタッチでありながら、ユーモアも交えた巧妙な演出は見事。後半への導入部分となる”衝撃の現実”へ繋がるシーンは、何度見ても鳥肌が立ちます。

 

第98回アカデミー賞『ワン・バトル・アフター・アナザー』が作品賞!

作品賞、助演男優賞、監督賞、脚色賞、キャスティング賞、編集賞の最多6部門受賞!ポール・トーマス・アンダーソン、悲願の初受賞!!!