2015年度の本屋大賞には...
『精霊の守り人』『闇の守り人』などの「守り人・旅人」シリーズや「獣の奏者」シリーズで知られ、児童文学のノーベル賞ともいわれる“国際アンデルセン賞”の受賞歴もある、児童・ファンタジー作家兼文化人類学者の上橋菜穂子氏による最新作『鹿の王 (上下)』が選ばれました。

2015年本屋大賞 『鹿の王 上下巻』上橋菜穂子



強大な帝国・東乎瑠にのまれていく故郷を守るため、絶望的な戦いを繰り広げた戦士団「独角」。その頭であったヴァンは奴隷に落とされ、岩塩鉱に囚われていた。ある夜、一群れの不思議な犬たちが岩塩鉱を襲い、謎の病が発生する。その隙に逃げ出したヴァンは幼子を拾い、ユナと名付け、育てるが―!? 厳しい世界の中で未曾有の危機に立ち向かう、父と子の物語が、いまはじまる――。

2015年本屋大賞ランキング

2015年 翻訳小説部門

2015年の間に日本で翻訳された小説 (新訳も含む) の中から「これぞ!」という本を選び投票したもの。第1位には、ピエール・ルメートル著、橘明美の『その女アレックス』(文藝春秋) が選ばれました。

翻訳小説部門 第1位 『その女アレックス』ピエール・ルメートル/著 橘明美/訳



ユダヤ人大量虐殺の首謀者、金髪の野獣ハイドリヒ。彼を暗殺すべく、二人の青年はプラハに潜入した。

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