ラブリー → ベティ・ライト/クリーン・アップ・ウーマン (1971)
まずは代表曲ラブリーから!
「君とぼくとは恋に落ちなくちゃ」「ライフイズカミングバック」など恋と人生の楽しさが詰まった王子様期オザケンの魅力がつまった多幸感あふれるキュートなナンバー。
元ネタはマイアミソウルの女王、ベティライト「クリーンナップウーマン」
メロディーライン、イントロのセンス抜群なホーンが入る箇所など!
ぼくらが旅に出る理由 → ポール・サイモン / コール・ミー・アル (1986)
ドラマ主題歌としてシングルカットもされた有名曲。
「誰もみな手を振ってはしばしわかれる」このフレーズの「しばし」の使い方が大好きです。別れの寂しさと喜びについて歌ったオザケンらしい名曲。
元ネタはポールサイモンの「コール・ミー・アル」
こちらもイントロから「あっ!」となります。
87年にグラミー最優秀アルバム賞を獲得した「グレイスランド」に収録。アフリカ音楽に影響を受け、世界中でヒットした1曲です。
間奏のホーンは同じくポールサイモン「Late in the Evening」が元ネタ!
いちょう並木のセレナーデ → 原由子/ いちょう並木のセレナーデ (1983)
幸福感で酔いしれそうなアルバムのラストに収録されたメロウでロマンチックな名曲。
元ネタはサザンオールスターズ、原由子の同名曲「いちょう並木のセレナーデ」
秋に聴きたいノスタルジックで、原さんのキュートな歌声が堪らなく切ないナンバー。
直接的な引用はタイトルくらいですが、クラップが入っている点や、楽曲の雰囲気など影響受けているかもしれません。
「10年前の僕らは胸をいためて「いとしのエリー」なんて聴いてた」
恋しくて → バングルス / マニック・マンデー (1986)
97年に2枚組7インチと8cmCDで発売されたレア曲であり隠れ人気曲!
歌いだし「幸せな時は 不思議な力に 守られてるとも 気づかずにけど もう一回と 願うならば それは複雑な あやとりのようで」
恋人だけに限らず、人との別れの感情をロマンチックに表した美しい詩だと思います。
元ネタはプリンスがバングルスに提供した「マニック・マンデー」
キラキラと切ないメロディーとスザンナ・ホフスの歌声がマッチした名曲!
痛快ウキウキ通り → フリーダ・ペイン / アンフックド・ジェネレイション (1970)
96年に発表されたオザケンらしい御機嫌無敵なシングル「痛快ウキウキ通り」
内容は好きな子のためにプレゼントを買いに、冬の街へお出かけする話。幸福ですねぇ~!
元ネタはモータウンを代表するシンガー、フリーダ・ペインの王道モータウンビート「アンフックド・ジェネレイション」
音楽オタクらしいギターフレーズの引用は流石の一言!