【2016年 Neowingスタッフが買ってよかったもの まとめ】

書いた人:チャーリー

こんにちは、チャーリーです。Tシャツを着ていた頃が懐かしいです。冬は嫌いです。今年も年末感薄いなぁ。あ、どっちかというと正月より年末の方が好きです。

今年もいろいろありましたね。自然界でも人間界でも。世界は何処に向かっているんだろう?答えは風の中にあるのかしらん。

チャーリーさん参加の対談記事

60歳(還暦)を超えてもいまだ現役バリバリのロック・ミュージシャンたち!
思い出のレコード 千夜一夜~アナログ盤を語ろう~

やっぱりこれ!めっちゃかっこいい!

やっぱりこれ選びました。

スタジオで「慣らし」をするために演奏したブルース・ナンバーがそのままアルバムになっちゃうなんてかっこよすぎです。

ミックが「リトル・ウォルターのアレ演ろうぜ」って言えば「OK!」ですぐできちゃう。バンドだよなぁ。この人たち50年間この調子なんだろうな。

なんでストーンズだけこんなに続いてるんだろう。しかもコンサート会場はスタジアム級。普通は11年間新譜無かったら解散って思われても不思議じゃない。でもツアーをずっとやってるからね(それも凄いこと)。奇跡のバンドって言えるかもしれないけど、運営がうまいのかも。

2016年にストーンズの新譜を聞けるのは幸せなことですよ。



これぞプログレ道

そういえばライブを見たのは去年の12月だ。素晴らしい夜でした。

そのワールド・ツアーで録られた音源をまとめたのが本作。日本での高松公演がベースになっているそうだ。高松が一番良かったのかな。

DVD/Blu-rayはコンサートをそのまま収録。CDは観客の拍手や歓声をカットしてディスク毎のテーマにそって収録してある。ライブ録音だけどライブ盤ではない。

フリップ先生が何がしかのコンセプトを持ってバンドを始める時クリムゾンは目覚める。ジャッコがボーカル/ギターで入った。エイドリアンの声も好きだったけどジャッコの声は英国ロックそのもの。グレッグ・レイク~ゴードン・ハスケル~ボズ・バレル~ジョン・ウェットンという歴代ボーカリストの流れを汲んでいる。あと注目はトリプル・ドラムでしょうね。

クリムゾンこそ真のプログレッシブ・バンドだと思っています。

オリジナル・メンバーの一人、グレッグ・レイク氏が12月7日に亡くなりました。心より哀悼の意を表します。

ハワイの潮風をあなたに

ケオラ・ビーマーはハワイを代表するギタリスト。スラック・キーというハワイ独特のチューニングをされたギターで奏でられています。チューニングは流派というかギタリストによっていろいろな種類があるようです。

このアルバムはスラック・キー・ギターによるインスト集。陳腐だけど"夏の木陰のそよ風" という表現がぴったり。夏の日に聞けば極上の時間が過ごせます。僕は冬になった今でも聞いています。

迷ってる人が世界一多い駅

沖縄在住のゲーム・クリエイター上原大介さんが新宿駅地下街で迷ったことから、スマホゲーム「新宿ダンジョン」を作ることを決意し徹底的に調査することに。沖縄から飛行機で何度も新宿を訪れ実際に歩いてみる。それは苦労の連続。

田村圭介さんは建築士で大学の教授。新宿駅を地理的・建築学的見地から解説。

上原さんのドキュメンタリー部分と田村さんの解説部分が小気味よく書かれています。

新宿歴ウン十年の僕だけど知らない地下道だらけだ。いつの間にこんなに広がっていたんだ。でも、行く所、通る道って大体決まってますよね。昔はレコ屋巡りしてた僕は今は歯医者通いですよ。読んだ後、地下道の一つを歩いてみた。おー、こんなところに出るんだ、とちょっと感動。しかも、終点では今も工事中。まだまだ伸びるんですね。ほんとサグラダ・ファミリアみたいだよ。

いつの時代にも良いバンドはあるものだね

大阪のバンド。小気味よいカッティング・ギター、ファンタスティックなシンセ、囁くようなヴォーカル、ドリーミー&メロウな楽曲群。いいですねー。こういうのがテン年代のリゾート・ミュージックなのかな。オジサンはプリファブ・スプラウトを連想しましたよ。

今年も良いバンドの発見がたくさんありました。今のインディ・バンド・シーンって実際どうなってるのでしょうね。オジサンは怖くて(恥ずかしくて)ライブ・ハウスに行けません。ギグの回数や動員数のランキングなんかあったら面白そう。やっぱりRADWIMPSback numberを聞いてる人達とは層が違うのかな。教えて、若い人。


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