東海大学が箱根駅伝初の総合優勝

正月の第95回箱根駅伝で両角速監督率いる東海大学が初の総合優勝。青山学院の連覇は「4」でストップしました。

両角速は長野県佐久長聖高校の監督時に、プロランナー・大迫傑ら数多の名ランナーを輩出した実績を持つ名指導者です。

吉田沙保里が現役引退

レスリングの絶対女王・吉田沙保里が現役引退を表明。2004年アテネから北京、ロンドンと五輪3連覇、16年のリオでは銀メダル。

世界大会16連覇、個人で206連勝とスポーツ界では他に類のない圧倒的な成績を残し、2012年に国民栄誉賞を受賞したスーパーレジェンド。

大坂なおみが全豪オープン初優勝 世界ランク1位

2018年9月の全米オープンに続き四大大会の連続優勝を飾り、日本勢初の世界ランク1位の座を獲得。全米での勢いとは違い逆転を許す苦しい展開にも、乱れることなく落ち着いたプレーで挽回するしぶとさも見せた大会でした。

なお、10月には日本国籍を選択する意向を表明。東京五輪での活躍が期待されます。

競泳・池江璃花子 白血病を公表

日本競泳界のエース・池江璃花子が1月の豪州合宿で体調不良を訴え、検査の結果、白血病と診断されました。

東京五輪の有力なメダル候補だったがゆえに国内でも様々な意見が飛び交いましたが、最も大事なのはご本人のペースに合わせてしっかりと慎重に病が克服されることではないでしょうか。

イチローが現役引退を発表

日米通算安打4,367本(メジャー通算3,089本)、生涯打率3割1分1厘、日本で初の200安打、メジャー1年目で新人王とMVP、レーザービーム返球、メジャー年間最多安打記録の84年ぶりの更新…。

記録でも記憶でも世界中の野球ファンを魅了した超一流のプレーはスポーツ界に永遠に刻まれることでしょう。引退会見での「後悔などあろうはずがありません」発言も話題に。

18歳 久保建英が日本代表デビュー&レアル・マドリードに移籍

10歳にしてスペインの名門バルセロナの下部組織でプレー、将来の日本代表の柱と期待されていた久保建英が18歳で待望の日本A代表デビュー。抜群の技術と落ち着いたプレーで格の違いを見せつけました。

6月には契約を更新しなかったバルセロナの代わりに、なんと同じく名門のレアルマドリードと契約を結んで世界中を驚かせました。現在は同じスペインリーグのマジョルカにレンタル中。

八村塁が日本人初となるNBAドラフト1巡目指名

富山県出身(父はベナン人、母は日本人)、明成高で高校選手権3連覇を達成すると、海を渡り本場米国のゴンザガ大に進学。2019年のNBAドラフトでワシントン・ウィザーズから日本人初のドラフト1巡目9位指名を受けました。

世界一の競技人口をほこるバスケの世界で、その最高峰のリーグで上位指名を受けた快挙、単純に言ってとてつもない偉業ですよね。すでに開幕から連続でのスターター出場を重ねており主力となる日も近いのではないでしょうか。

ゴルフ・渋野日向子が全英女子オープン優勝

日本人では男女を通じ42年ぶりのメジャー制覇となる全英オープンでの優勝を飾り「衝撃的なメジャーデビューだ」と現地のメディアも驚愕。

ギャラリーとハイタッチやハグを交わし、写真撮影にも気軽に応じ、終始スマイルを絶やさない姿に「スマイルシンデレラ」との愛称も頂戴。プレーでもミスを引きずることなく常にポジティブに攻める姿勢が、新世代のプレイヤーの到来を印象付けました。

ラグビーW杯日本大会が開幕、ジャパンは過去最高のベスト8に

アジアで初の開催となったラグビーW杯で、日本代表(ブレイブ・ブロッサムズ)が決勝トーナメントを全勝で飾り、初の決勝トーナメント進出。

準々決勝では今大会で優勝を飾ることになる南アフリカに力の差を見せつけられましたが、1次リーグで格上のアイルランドとスコットランドに堂々たる戦いで勝利。日本中が我らがジャパンの動向に一喜一憂する一大ムーブメントとなり「ONE TEAM」は流行語大賞にも選ばれました。

また、ジャパンの戦いだけではなく、キャンプ地や開催地での選手や世界中から訪れたファンたちへの熱烈な歓迎ぶり「おもてなし」は、確実にラグビーを愛する世界中の人々の心を揺さぶる形となりました。

ソフトバンクが巨人に4連勝で日本シリーズ3連覇

日本シリーズで工藤監督率いるソフトバンクホークスが、原監督復帰でセ・リーグを制した巨人を相手に4連勝。戦力・戦略・戦術の充実をまざまざと見せつけました。

リーグ戦では2年連続の2位となるも、CSで昨年に引き続き西武ライオンズを破っての日本シリーズ進出からの3連覇。チーム全体として10月のこの戦い方が「わかっている」印象が強いですね。

今宵も中洲のどこかで「いざゆけ若鷹軍団」のメロディーがこだましているのでしょうか。

J1 横浜F・マリノスが15年ぶりに優勝

2019年のJリーグは、ポステコグルー監督率いる横浜F・マリノスが15年ぶりの栄冠に輝きました。

世界基準の「偽サイドバック」を駆使した攻撃的なサッカーをハイクオリティに実践し、今年のJリーグでエキサイティングなゴールを量産、課題の守備も安定し悲願の優勝となりました。