見どころ


1998年の青山円形劇場。ファンのみならず、芸人仲間からもコントの完成度の高さに定評のあったバカルディ(現さまぁ~ず)が、90分にもおよぶ一本のコントを披露した。

ストーリーが丁寧に展開する様は、まるで演劇を観ているかのようでもあり、ただし大竹の飄々としたボケに三村の鋭いツッコミが冴えわたるあたりは、間違いなくコントのそれ。お笑いコントライブの常識を覆すエポックメイキングな出来事だった。

あらすじ


海辺で物思いにふけるサラリーマンにタクシー運転手が話しかける。お互いに「なまたまごかけ御飯」が好きなことで意気投合し、サラリーマンの“ある悩み”にタクシー運転手が解決に乗り出した。果たして悩みは解消されるのか、二人の関係はどう展開してゆくのか。コントの垣根を飛び越え、ひとつの演劇にも例えられるバカルディ時代の名作コント。

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