子供にも大人にも「学習まんが」は超オススメ!!

歴史や科学など勉強嫌いの子供でも興味を持って楽しく読むことが出来る「学習まんが」をNeowingの書籍・電子書籍販売担当がピックアップ!

「学習まんが」と聞くと子供が読むものというイメージがあるかもしれませんが、実は大人になってから読むのがオススメです。
学生のころは全く興味が無かった分野や理解できなかった話も面白く感じることが出来たりしますよ。

今になって思うのです。なぜ、学生のときにこの「学習まんが」たちに出会えなかったのかと。

この記事では絶対に面白い「学習まんが」を厳選してご紹介します。
興味を持った作品があればぜひ読んでみてください!

日本の歴史(教科:日本史)

「学習まんが」の定番と言えば「日本の歴史」シリーズ。
子供のころから愛読していて、勉強の息抜きに読んでいたという人も多いのではないでしょうか。

担当は特に縄文時代~弥生時代の文明を築いていくところが好きでした。
「学習まんが」は親からの「マンガ読んでる時間があったら勉強しなさい!」に「いま、日本史勉強してるんだよ!」と反論できたんです(笑)

実際、「日本の歴史」を読んでいたためか、日本史は大好きでした。

「日本のはじまり」から「近代史」まで日本の歴史をイッキに読むことが出来る全巻セットは誕生日、クリスマス、入学祝などのプレゼントにオススメです!

日本史探偵コナン(教科:日本史)

大人気コミック「名探偵コナン」と「日本の歴史」が奇跡のタッグ!
コナンが歴史をナビゲートする新感覚の歴史まんがシリーズで、全12巻とコンパクトにまとめられています。

「日本史探偵コナン」は各巻についてるサブタイトルがコナン映画のサブタイトルの付け方を踏襲していてカッコいいと話題です。
例えば第1巻のサブタイトルは「原始世界の冒険者」。「冒険者」と書いて「タイムドリフター」と読ませます。本当にコナン映画で使われていそうですよね。
第8巻「戦国時代 あかね色の落城(カタストロフィー)」とか第10巻「幕末 暗黒の羅針盤(コンパス)」とかすごくカッコいいし、内容が面白そうだと感じました。これまでの「日本の歴史」とは一線を画す「学習まんが」になっています。

コナン好きで歴史が苦手という方は、コナンたちと一緒に歴史を勉強してみるのはいかがですか?

日本の古典(教科:国語)

改まって「古典」と言われてしまうと、なかなかとっつきにくくて手が伸びない・・・。でもちょっと待って。今となっては古典だけれども、書かれた当時、それはまさに最新の「小説」(または「ノンフィクション」)。しかも現在まで読み継がれて残っているということは「面白さは折り紙付き」ってこと! 現代まで受け継がれる永遠のベストセラー、読まない手はありません。

世界の歴史 (教科:世界史)

「日本の歴史」シリーズの「世界史」版。「日本の歴史」同様、マンガで世界史を学習することができます。
高校生は「世界史」が必修科目ですが、似たような名前や覚える単語に横文字が多くてどうしてもこんがらがりますよね。
好きなアニメキャラクターの名前とかなら長くても忘れずに覚えているんですけどね。

話が逸れましたが「世界史」も好きならばきっと覚えにくい長い名前でも覚えることができるはず。そのためにもまずはマンガ「世界の歴史」で世界史の面白さに触れてみるのはいかがでしょうか。
「世界の歴史」シリーズは特に子供のころから読んでおきたかったと思うマンガです。(担当は子供のころに読んでいませんでした…泣)

ヘタリア (教科:世界史)

アニメ化・映画化・ミュージカル化とメディアミックスもされた大ヒット"国"擬人化歴史コメディー。
世界各国を擬人化して、各キャラクターごとにその国の歴史・民族・風土などが作品に反映されているので、読めば自然と世界史や国の文化・特徴を勉強出来ます。
コメディー作品なので楽しく読めるのもポイントが高い。

世界史が嫌いな人もヘタリアなら興味を持てるのではないでしょうか。特に女性にオススメです。

もやしもん (教科:科学)

農業大学を舞台に肉眼で菌やウィルスを見ることができる主人公・沢木直保(沢木 惣右衛門 直保)と研究室の仲間達、そして菌が活躍したりしなかったりのキャンパスライフを描く大ヒットコミック。

国立科学博物館で実施された「特別展:菌類のふしぎ-きのことカビと仲間たち」では『もやしもん』のキャラクターたちがフューチャリングされ、大きな話題となりました。
『もやしもん』を読んで菌の世界に興味を持ち、農学部や細菌学を志す人が増えたとか。

はたらく細胞 (教科:科学、生物学、医学学)

2018年7月にアニメ化。人間の体の中の細胞を擬人化した大注目のマンガです。
インフルエンザ、花粉症、がん、肺炎など実際の病気を題材に、細胞がどのように働いてウィルスを撃退しているのか、体内でどのような活動をしているのかなど専門的な内容を分かりやすく描いています。
絵でイメージ化されているので教科書よりも頭に入ってきやすいのではないでしょうか。

学生時代、難しい用語の多い生物の授業が大嫌いという人でも『はたらく細胞』はキャラクター名として名前を覚えることが出来ますよ。オススメです。

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Dr.STONE(ドクターストーン)(教科:科学)

週刊少年ジャンプで連載中の本格SFマンガ。原作は『アイシールド21』の稲垣理一郎、作画は『サンケンロック』『ORIGIN』等のヒット作を手掛けるBoichiが担当しています。

突然の石化により文明が滅んだ約3700年後の世界で目覚めた科学オタクの天才・石神千空を中心に科学の力で原始時代から文明を築いていくSFサバイバル冒険譚。
作中ではゼロから、火薬、ガラス、薬の製造などを作っていき、これまで人類が歩んできた科学史を勉強できます。

物理法則や化学反応式、宇宙の話題など科学色が強いマンガですがとても読みやすくて面白いマンガです!

まんがサイエンス (教科:科学)

科学分野の「学習まんが」と言えば『まんがサイエンス』。
科学という多岐にわたる分野を分け隔てなく取り上げています。数式が並んだり、難しい単語が並んだりせず、分かりやすい説明とイラストで科学の魅力を伝えてくれます。

理系科目が苦手な方でも楽しく読める作品だと思います。

インベスターZ (教科:経済、投資)

話題の本格投資マンガ。学校の授業では教えてくれない経済の話を勉強することが出来ます。
経済・投資・株・資産運用・不動産などに興味があれば一読の価値ありです。大人の「学習まんが」です。

ドラゴン桜 、ドラゴン桜 2(入試、学習法)

これまでの「学習まんが」と少し毛色が違いますが、進学するうえで避けて通ることが難しい「受験」について学ぶことが出来るマンガです。

受験生の皆さんはもちろん、親御さんにはぜひとも読んでいただきたいマンガです。
高校時代に読んでいたらもうちょっとマシな大学に進学するために努力したのに。(←これは結局ダメな奴。こうならないためにも早めに読んでください)

【番外編】マンガを読むこと!! (教科:国語)

最後は書籍の担当として、また自身の経験からマンガをたくさん読むことをオススメします!
体験談としては読むときただ絵を流し読みするのではなく、セリフを暗唱できるくらいまでマンガを読み込むと「文章を読む力」がつくと思います。

先日、学校の先生とお話する機会がありましたが、「今の子供たちは本を読めない。マンガでいいから読んでほしい。」とおっしゃっていました。
「文字を読む」「文章を読む」というのは数学でも理科でも歴史でも全ての教科で必要ですし、大人になってからも必要な能力です。

活字離れが問題となっている昨今、いきなり小説などの文章だけの本を読むのはハードルが高くなると思いますので、マンガなど手軽に読める本からたくさん本を読んでもらいたいと思っています。

今回取り上げた「学習まんが」を含め、ぜひもっとたくさんのマンガを読んでください!

この記事を書いた人

トミヲ トミヲ:Neowingの書籍を担当しています。Twitterも担当していますので、ぜひフォローして下さい♪