最新レビューピックアップ
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満月の夜に君を見つける (スターツ出版文庫)冬野夜空/著考えさせられます
幸せとは?命の重さとは? 登場人物達の成長に通じて、自分ならどう答えるか…と考えさせられます。切ない物語を読みたくて気になる方、一度読んでみて下さい。
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准教授・高槻彰良の推察 7 (角川文庫)澤村御影/〔著〕わくわくドキドキです
初めて書店で見て以来毎刊購入しています。少しずつ真相が明らかになりだして、毎回ドキドキです。
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戦後最大の偽書事件「東日流外三郡誌」 (集英社文庫)斉藤光政/著ページをめくる手が止まりません。
実際に長い間取材をされていた記者が執筆されただけあってリアルで、かつ時系列順でわかり易いです。文章も非常に読み易く割とさくさく読めます。 信じたいものを信じるのは心地良くて、見たいものだけで周りを固めて他が見えなくなるんでしょうね。真書派を外野から見ると盲目で聞く耳持たない他人だと思ってしまいますが、誰しもこういう面はあるなと。
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日本一周「旅号」(ミステリー・トレイン)殺人事件 長編推理小説 (光文社文庫 に1-112 ミリオンセラー・シリーズ)西村京太郎日本一周
後半の思わぬ犯人のどんでん返しが、スリルを感じて、一気に読めます。
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まだ見ぬ春も、君のとなりで笑っていたい (スターツ出版文庫)汐見夏衛/著自分の気持ちに素直になる事の大切さ
『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』シリーズの3作目。 この本単品でも楽しめますが、やはり1作目から読み進めていた方が人間関係がより深くわかって面白いと思います。 空気を読んで周りに合わせていく事は、処世術として必要な事かもしれませんが… 自分の気持ちを偽った行動ばかりをしていては、いつかヒヅミを生んだり、何より自分の苦しみが増すだけなのかもしれません。 例え情けなくてかっこ悪くても、自分の気持ちに正直にならなければ周りの人をを動かして変わる事は出来ない。 自分の本当を見せなければ、気持ちや思いは伝わらないし、距離を縮める事さえ難しい。 逆に勇気を持ってそれらをする事が出来たなら、何かが変わり、理解や信頼という形で自分を今より前に進ませる糧となる… そんな事を考えさせられた作品でした。
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だから私は、明日のきみを描く (スターツ出版文庫)汐見夏衛/著恋か友情かの葛藤
恋をした人が、自分の1番大事な友人の好きな人だった。 主人公が真面目で大人しい子なゆえに友人の気持ちを優先してしまい…でも、自分の中の気持ちに嘘を重ねていくのも辛くて… その上、のちに友情にヒビが生まれていく過程も切ない設定でした。 自分が思っている本当の気持ちを秘めているだけでは、良くも悪くも前進出来なくて現状も変わらない。怖くても、心に正直になって一歩前に進む勇気が、未来に新たな道を築き上げる大切なステップなのだと改めて考えさせられました。 前作『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』の主要キャラクターもリンクしているので、またそちらを読み返したくなりました。 汐見夏衛さん作品の本は、ある種の規則性があるような、統一されたリズム感のある各章のタイトルの付け方も素敵で見所だと思います。
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子どもに「買ってはいけない」「買ってもいい」食品 (だいわ文庫)渡辺雄二/著とても参考になる添加物の本
もともと添加物に興味があり、普段より原材料欄を気にして見ていました。 自分1人暮らしならまだしも、家族がいるならば全て無添加安心食品のみで生活していくのは、今の時代は困難です。 だからこそ、出来うる範囲で気をつけていく努力をする事は大事かと思います。その為の参考になる知識を身につけるのに役立つ本の一つだと思いました。 食品の具体例を取り上げ、この食品にはこの添加物が入っていて、このような作用が危惧されるからこうした方がよい等…説明も理解しやすいです。読み進めるごとに、同じ添加物名や作用が繰り返し登場してきて、自分たちはこんなにも添加物漬けになっていたのだなぁと、少し怖くなりました。
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夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく (スターツ出版文庫)汐見夏衛/著本当の自分を見つめて。
幼い子供の頃は考えもせずに出来た無邪気で自由な表現は、成長するにつれて難しくなる事を私たちは色々な経験で知っていきます。 周囲に悪い評価を与えず、いつも穏便に過ごしていくために、自身に無理をして日々を営む人も少なくないと思います。社会生活をしていく上での、処世術の一つなのでしょう。 この作品の主人公も、そんな中の1人です。 苦手な同級生の描いた空の絵を見て感動してから、少しずつ気持ちが救われていく展開になっていきます。 偽りなく、毎日一つとして同じではない、ありのままの姿を見せてくれる空。そして、その空を美しく描くのは、自由奔放・容赦ない言葉で自分の気持ちを周囲に言うことの出来る苦手な同級生。 でも、その苦手な同級生も、実は周囲に隠している秘密があって苦しんでる… 苦しみを抱えている人達が、その気持ちに寄り添えるそれぞれの光の居場所(大切な人)へ辿り着ける世の中になって欲しいと願います。
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ボクの音楽武者修行 (新潮文庫)小沢征爾昔を懐かしんで
先日、オリンピックでの以前のブルーインパルスの飛行のドキュメンタリー番組が放映されていて、小澤征爾さんの正確な指揮の様子が紹介されていた。 約40年前、発売当初、文庫本を買って読んだ事、詳しい内容は覚えてないが面白かったのだけは、覚えていてもう一度読み返してみたいと思い購入しました。 まだ、読めてないけど、思い出しながらゆっくり読みたいです。 思い出に残る本があって、嬉しい。
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映画ノベライズ るろうに剣心 最終章 The Beginning (集英社オレンジ文庫)和月伸宏/原作 大友啓史/脚本 田中創/著頬の十字傷の所以
『るろうに』になる以前の、過去の剣心の物語。頬の十字傷、縁に恨まれる事になった所以、殺さずの信念を決めた訳…それらがわかります。 過去にアニメでOVA化された『追憶編』の内容でした。 セリフや展開が若干OVAとは違う感じな所もありましたが、読み進める度に、当時何度も観た映像や声優さんの声が脳内に反芻されて惹きつけられました。文章で読む事により、画面から聞いていたセリフ内容や見ていた背景描写が、より鮮明に明確に理解出来た気がします。 機会に恵まれず、実写版の映画を見に行けていないので、再度読み直して想像して楽しもうと思います。
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生きる勇気 / 原書名:The courage to be (平凡社ライブラリー)
パウル・ティリッヒ 大木英夫生きる勇気 / 原書名:The courage to be (平凡社ライブラリー)パウル・ティリッヒ 大木英夫読むほどに味わいがある実存主義哲学をとおして、生の不安を無くそうとする試みが成功しているといえます。 自殺しそうになった女性が本書を読んで自殺を思いとどまったということからも窺えます。 実際は哲学で理論的に結論をだしているということだけでなく、著者の人間性の深さや楽観的なものの見方が根にあるのではないかと思います。 けっして読みやすい文章ではないですが、読むほどに味わいが出る本であり、人生の危機にたいする 確かな処方箋(それもよくあるスピリチュアルだったりへんにポジティブでわかりやすかったりというのとはおよそ無縁なところがいいです)となり得ます。
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海に願いを風に祈りをそして君に誓いを (スターツ出版文庫)汐見夏衛/著学生には切な過ぎる運命
自分の変えられぬ運命を受け止めて立ち向かう姿や、大切な人の幸せを願って愛する姿が、主人公がまだ若い学生ということもあり、余計に切なく感じました。 宿命は変えられないけれど、運命は変えられるものだと思っていましたが… 自分の周りの大切な人の事を考えると、変えてはいけないものなんだなと思わされました。 生きている限り、どんな人にも必ず悲しい・辛い事が起こり得ます。 それらから逃げる事だけではなく、向き合う勇気を無くしてはいけないものなのだなと痛感しました。 また、後悔しないためにも、日頃から恥ずかしがらずに周りの大切な人に感謝の気持ちは伝えていくべきだなとも思いました。
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「鬼滅の刃」で心理分析できる本 (王様文庫)清田予紀/著鬼滅の刃
鬼滅の刃で心理分析できる本が登場しました。凄く興味深い作品なのでチェックしてみて下さい。
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るろうに剣心最終章The Final 映画ノベライズ (集英社オレンジ文庫)和月伸宏/原作 大友啓史/脚本 田中創/著映画観る前に読みましたが、良かった。
るろうに剣心OVA星霜編の内容の一部、義弟・縁とのお話です。 原作漫画やOVAとも内容は違うオリジナルな展開もありましたが、セリフや描写からだけでは読み取れなかったキャラ達の心情などが、より細やかに理解することが出来て良かったです。 コロナ関係で控えているので、早く実写のるろうに剣心を観たいです。
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陛下は身代わり花嫁を逃がさない 初恋相手は絶倫王!? (ヴァニラ文庫)水城のあ/著買っちゃいました
購入を迷っていましたが、Neowingさんのサイトに在庫があったので、注文しました。 楽しんで読みました。
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〈お詫び〉みんなの王子様の童貞は私が美味しくいただきました。 (蜜夢文庫)兎山もなか/著買っちゃいました
タイトルがこうなので購入を迷っていましたが、Neowingさんのサイトに在庫があったので、注文しました。 楽しんで読みました。
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年下恋愛対象外! チャラい後輩君は真面目一途な絶倫でした (蜜夢)玉紀直/著ギャップ萌えの一種かな
弟キャラだった後輩が豹変…というのも一種のギャップ萌えですね。楽しく読みました。
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愛に耽る鷹 (CHARADE BUNKO ゆ1-10)ゆりの菜櫻/著挿絵が良かった
好きなイラストレーターが挿絵を担当しているから、それ目当てで購入しました。話の内容は結構面白かったです。エッチシーンもなかなかセクシーな挿絵で良かったです。
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鬼滅の刃 風の道しるべ (JUMP j BOOKS)吾峠呼世晴/著 矢島綾/著買っちゃいました
本編に描かれなかったサイドストーリーなので、楽しく読ませてもらいました。
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乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった… 1 (一迅社文庫アイリス)山口悟/著痛快ラブ
自分でまいた種は自分で刈り取らなければならない。 魔法ファンタジーなのに魔法頼らない!! 最高の魔法ファンタジー世界!秀逸な小説オススメ!